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■ (6/7~8/27) 特別企画展 季節の断想-夏
掲載日:[25.06.02]    照会数:421
韓日国交正常化60周年・2025年日本国際博覧会開催 記念
特別企画展
季節の断想 

 


2025年、大阪韓国文化院では、「韓日国交正常化60周年」や「2025年日本国際博覧会」の開催など韓国と日本の国際文化交流において節目の年を迎えたことから、韓国文化への呼び水としての当文化院の役割を強化し、多種多様な韓国文化の紹介を目的とする企画を推進しております。

そして、その一環として大阪韓国文化院の1階 常設展示室を活用し、1年の季節の変化という流れと共に韓国伝統工芸の世界を体験することができる展示を開催しております。


「季節の断想-夏」では、3月から展示された「季節の断想-春」の展示を模様替えし、「金色」をテーマにして、眩しく輝く夏の雰囲気と情緒を享受していただけます。

展示内容に関する詳細は下の内容でご確認ください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
 
◆展示概要◆
 
○会期:2025年6月7日(土)~8月27日(水) ※日・月曜、祝日休館
○時間:10:00~18:00
○場所: 大阪韓国文化院 1階 常設展示室
         大阪市北区東天満1-1-15
         ※最寄駅:JR東西線「大阪天満宮」駅、地下鉄「南森町」駅
         アクセス(クリック)

         ※入場無料
○主催:駐大阪韓国文化院
 
◆展示内容◆
 

伝統という文脈の中で先祖たちの真髄が込められた伝統工芸の色彩文化は、哲学、自然、そして美的感覚を継承し、時代や世代を超えて感覚で疎通できる重要な媒体として機能しています。色と媒体とした伝統工芸の再解釈は、単なるアナログ的な感性を超え、長きにわたり蓄積された技術と創意力に基づいて成り立つ工芸であり、日常の中での芸術として根付くことにより、伝統工芸の新たな価値創造に重点を置いています。高麗時代以来、宮中での儀礼や仏画などで使用されてきた繊細な金箔技法の色彩と韓国伝統の漆塗りの美的・技能的価値の新しい発見を試みています。現代工芸作家は、このような伝統を磨く・繋ぐ・縫うという過程を通じて質感と材料の色彩の調和を調整する作業をしています。また、この過程を通じて韓国伝統の色彩の美しさや象徴、そして造形の律動が日常へと拡張され、魅力溢れる新たな調和を探求します。
 
展示監督

金住逸 キム・ジュイル Kim Juil

2024    「伝統韓服 一生儀礼」青瓦台春秋館、展示監督、文化体育観光部・KCDF
2024 「時を繋ぐ手つき」徳寿宮、展示監督、国家遺産庁・国家遺産振興院
2024 「韓-アフリカ首脳会議歓迎晩餐レセプション」新羅ホテル迎賓館、展示監督、外交部


 *写真:キム・ジャンディ

◆作家紹介◆
 
韓国 国家無形遺産 金箔匠 履修者
朴秀英 パク・スヨン Park Soo young

パク・スヨン作家は「国家無形遺産 金箔匠」の保有者であるキム・キホ先生の妻であり、朝鮮の哲宗(1831-1864)時代から5代も続いている王室職人の家系として伝統を継承しています。伝統の金箔技法を基盤としながらも現代の感覚を加えて実用性と芸術性を兼備し、金の原型の繊細さと金箔の躍動する輝きを叙情の美学で表現しています。



パク・スヨン / 金箔トゥルチュモニ(巾着)
*写真:キム・ジャンディ
 


全北特別自治道 無形遺産 漆匠
朴康龍 パク・カンヨン Park Gang yong

パク・カンヨン先生は伝統の精製道具と現代の装備を並行して漆塗りの品質を上げ、多彩な添加剤を活用し漆塗りの物性を調整します。彼の作品は伝統の技法をもとに現代の感覚を加えて芸術性を兼備しています。伝統と現代を併せる美しさと実用性ある作品を通じて日常の中での伝統工芸の価値を感じられるように展開しています。



パク・カンヨン / 絞り漆刻箱

*写真:キム・ジャンディ



革工芸作家
金玹志 キム・ヒョンジ Kim Hyun ji

キム・ヒョンジ作家は満月壷、瓦をモチーフにし、重なりのイメージを反映したオブジェ形式のカバンと、ボンドや縫う作業を使わずに「革、形、水」という3つの要素だけで制作され拓本物性形のシリーズを製作しています。革には多様な物性の工芸技法を活用できる魅力があり、新たな一面を見つける過程として他の工芸との融合を持続的に試みます。




金属工芸作家
安大勳 アン・デフン Ahn Daehun

アン・デフン作家は反復の構造を活用し、ものの単純な機能に注目します。日常でのものの特有の反復パターンと構造の再構成を通じて装飾性と実用性、2つの要素が均衡に融合された彼の作業は鑑賞と使用の境界を崩し、芸術的私物の感性に基づいた実験的な作業を展開します。




★「季節の断想-春(3.28~6.4)」展の様子
下のイメージをクリックしますとご覧いただけます。


【お問い合わせ】
駐大阪韓国文化院
osaka@k-culture.jp
06-6585-0585


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番号 タイトル 掲示日 照会数
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