掲載日:[2018-12-20] 照会数:31302
「描かれた通信使と来日の影響」展
江戸時代に来日した朝鮮通信使は、記録やモチーフとして多くの作品にその姿が描かれています。それらを見ると、外国の人を見ることがいかに刺激的であったかがよく分かります。葛飾北斎や喜多川歌麿など高名な絵師はもちろん名も知らぬ町絵師まで多くの画家が好んでその姿を描きました。また、絵画だけでなく工芸品の主題としても描かれ今に伝わります。
本展では、記録としてだけでなく、様々な美術工芸品のモチーフになった朝鮮通信使の様子を所蔵品を中心にご紹介し、通信使の来日によってもたらされた影響を探ります。
「古伊万里の装飾と文様」展
江戸時代初頭に誕生した古伊万里は初期の頃からさまざまな加飾法があり、華やかに器を彩っていました。時代が進むにつれ、金銀彩や色絵などの技術が確立し、より華麗に器を彩っていきます。オランダ東インド会社との貿易が始まると、欧州の宮殿を飾るにふさわしい雪のように白い素地の柿右衛門様式が誕生します。また、元禄年間になると伊万史上最も豪華絢爛な金襴手(きんらで)様式が誕生し装飾の幅を広げていきました。
文様においては初期の頃は中国の影響が色濃く見えますが、しだいに日本特有の文様などもみられるようになります。
本展では、古伊万里の歴史を紹介するとともに、その器を彩った装飾と文様をご紹介いたします。また、所蔵の作品のなかから、現近代陶工の独創的に表現された作品も併せて紹介します。
期間:2018年11月28日~2019年1月28日 (休館日はホームページをご参考ください。)
場所:蘭島松濤園