開催日：[2025.09.20 ～ 2025.09.28]    照会数：413

大阪韓国文化院と韓国出版文化産業振興院は、9月を「韓国文学の月」として、小説家によるブックトークや、韓日両国の出版社・書店主・翻訳家によるトーク、読書ワークショップなど、韓国の文学を紹介する多様なイベントを開催いたします。

9月20日（土）は、梅田蔦屋書店にて3つのイベントが行われました。韓日出版社トークでは、独自の本づくりを行ってきたUU出版社のチョ・ソンウン代表とミシマ社の三島邦弘代表が、両国の出版事情や出版人の交流についてお話をしてくださいました。続いて韓日書店主トークでは、「私的な書店」代表で作家のチョン・ジヘさんと、大阪の独立書店toi books代表の磯上竜也さんが、両国の本屋事情や読者とのコミュニケーションについて語り合いました。両プログラムとも、東京の書店B&B代表であり、ポッドキャストの進行者としても活動されている内沼晋太郎さんが司会を務めてくださいました。最後に、小説家ファン・ジョンウンさんと翻訳家斎藤真理子さんによる、作品をわかりやすく解説するブックトークが行われ、ファン・ジョンウンさんの作品に浸る時間となりました。

21日（日）は、本の処方師チョン・ジヘさんが、ぴったりの韓国文学を「処方」する読書ワークショップが行われました。また28日（日）は、両国で活躍されている翻訳家クォン・ナミさん、吉川凪さん、すんみさんをお招きし、翻訳家の視点から文学について語り合う時間となりました。

貴重なお話をしてくださった登壇者の皆様、誠にありがとうございました。
そしてお越しくださった皆様に心より感謝申し上げます。