掲載日:[2013.07.02] 照会数:15781
【6月 韓国映画定期上映会】
※日本語字幕上映
☆6月29日(土)16:00
「世界で一番美しい別れ (2011年、125分)」
出演:ペ・ジョンオク、キム・ガプス
監督:ミン・ギュドン
会場:韓国文化院 ヌリホール
入場:無料、予約不要
開場:15:30
※日程、上映時間、場所の変更にご注意下さい。
※事情により作品の変更、中止する可能性もございます。
★ストーリー
主婦キム・イニ(ペ・ジョンオク)は医者である夫、チョン・チョル(キム・ガプス)、会社員の娘ヨンス、医大を目指して浪人中の息子ジョンス、義母と暮らしていた。心配事もなく幸せに暮らしているように見えた家族だったが、イニは痴呆状態の義母の世話に心労を費やし、夫は仕事で忙しく妻の状況を顧みることはなく、娘は会社の同僚と不毛な不倫関係にあり、浪人2年目の息子は勉強に身が入らず友達と酒を飲んだり、ガールフレンドのジェヨンと遊んでばかりいて、だれもイニを思いやろうとしなかった。そのうえ、イニの実の弟キム・グントク(ユ・ジュンサン)はギャンブルにはまり、妻のシン・シネや姉から金をむしり取るばかり・・・
空気の様な存在で、健康なことが当たり前だと思っていたイニが癌と知った時、家族はイニに対する、これまでの振る舞いを後悔するが・・・
★主演俳優
ぺ・ジョンオク (배종옥)
1985年、KBS公開採用タレントとして芸能界入り。デビュー当初は端役ばかりで、演技力不足とも思われたが、今は韓国を代表する女優の一人である。映画だけではなくドラマ、演劇でも活躍しており、中央大学演劇学科の教授として後進の指導もしている。多くの人々が持っている、「人気があれば俳優になれる」という考え方を壊したい。俳優は「真面目」が一番大切だ’と学生に教えている。
キム・ガプス(김갑수)
1977年の演劇舞台での活動から始まり、「演劇の達人」と呼ばれるほど演劇界では有名だ。ドラマ、映画の俳優としても活躍しているが劇団の代表として演劇の製作や演出にも直接携わっている。ドラマでは死ぬ役が多くて“短命俳優”というニックネームがある。
★監督・原作者
監督:ミン・ギュドン(민규동)
ソウル大学経済学科を卒業し、フランスで映画を学んだ。映画「女高怪談2」の監督としてデビューし、百想芸術大賞の新人監督賞を受賞した。その後「わが生涯最も美しい一週間」、「アンティーク」、「世界で一番美しい別れ」、「私の妻のすべて」などの脚本、監督を手がけた。
原作者:ノ・ヒギョン(노희경)
韓国を代表するテレビドラマの作家で、「世界で一番美しい別れ」、「ウソ」、「愛の群像」、「花より美しく」、「彼らが住む世界」や、最近では日本のドラマ「愛なんていらねえよ、夏」をリメイクした「その冬、風が吹く」など、多数のヒット作を世に送り出した。