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高敞・和順・江華 支石墓遺跡をお伝えします。




高敞・和順・江華 支石墓遺跡(2000年登録)
 
コインドル(支石墓)は先史時代の石造墓の一種で英語ではドルメン(Dolmen)という。コインドルは巨石記念物の一つでピラミッド、オベリスクなどエジプトやアフリカ大陸の各種石造物とイギリスのストーンヘンジ、フランスのカルナックの列石などが巨石文化の産物である。

韓国の青銅器時代の代表的な墓の一つであるコインドルは世界的な分布を示しており、各地域で時期と形態が異なっている。

東北アジア地域が世界的な分布圏で最も密集した地域であり、その中でも韓国が分布の中心地域といえる。韓国には全国に約30,000余基近くのコインドルが分布していることが知られおり、中でも世界遺産に登録された高敞・和順・江華コインドル遺跡(Gochang,Hwasun and Ganghwa Dolmen Sites)は分布の密集度、型式の多様さにおいてコインドルの形成と発展過程を究明する重要な遺跡で、ヨーロッパ、中国、日本と比べることができない独特の特色を持っている。

またコインドルは先史時代の文化様相を把握することができ、さらには社会構造、政治体系はもちろん当時の人々の精神世界を窺うことができるという点で先史時代研究の重要な資料となる保存価値の高い遺跡である。

高敞、和順、江華の先史遺跡は巨大な石造で造られた2000~3000年前の墓や葬礼儀式の記念物として先史時代の文化が最も集中して分布しており、当時の技術と社会現象を最も生き生きと見せてくれる遺跡である。