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■ 「韓国大衆文化の去年と今年」
掲載日:[19-02-01]    照会数:854

去年12月12日、埼玉スーパーアリーナで行われた「2018 MAMA FANS CHOICE in JAPAN」で受賞したBTS=CJ ENM



[イ・ギョンミ] 

去年の韓国大衆文化を見てみると、防弾少年団(BTS)が大ヒットし、映画「神と一緒に」はシリーズ2作とも観客動員数1千万人を突破した。2018年の大衆文化界を振り返ってみて、今年はどうなるか見てみる。

■ 大衆音楽
2018年韓国音楽界の主人公は、言うまでもなくBTS。去年発売された2枚のアルバムは、米「ビルボード200」で1位を獲得し、その人気ぶりはアジアを超え、米国や欧州など全世界を揺るがした。それも、韓国語の歌詞で。BTSの曲は、ビルボードの批評家たちが選ぶ「ベスト・ソング100」、ニューヨークタイムズ紙が発表した「今年のベストソング65」などに選定された。また、韓国内で行われた全ての歌謡授賞式でも大賞を受賞した。

15日(現地時間)現在、 BTSが昨年8月にリリースしたアルバム「LOVE YOURSELF 結 'Answer'」が、ビルボードチャートに20週連続ランクインしている。また、26日にはBTSのコンサートを映画にした「LOVE YOURSELF in Seoul」が95カ国・約3800カ所で同時公開される予定であることから見ても、BTSの人気は今年もまだまだ続きそうだ。他にも、4人組女性ガールズグループのBLACKPINK(ブラック・ピンク)が「DDU-DU DDU-DU」ミュージックビデオでユーチューブで再生回数6億回を突破し、7人組アイドルグループMonstaXは、ビルボードが発表した「2019年最も期待されるK-POPアルバム10」に選ばれるなど、K-POPの人気は右肩上がりに上昇すると見られる。



「神と一緒に:因と縁」のポスター(左)と「ボヘミアン・ラプソディ」のワンシーン=(株)Dexter Studios、20世紀フォックス・コリア


■ 映画
2018年観客動員数1位の映画は、「神と一緒に:因と縁」。チュ・ホジン作家の人気ウェブ漫画を原作とした「神と一緒に」の2作目で、死者を冥界へと連れて行く死神が失くしてしまった記憶を取り戻す過程を描いた。1番目の映画「神と一緒に:罪と罰」と共に、韓国映画史上初シリーズ2作とも観客動員数1千万突破という記録を立てた。また、韓国ファンタジー映画の新たな道を切り開いたとの評価を受けた。

もう一つの2018年韓国での話題作は、世界的人気ロックバンド「クイーン」を描いた映画「ボヘミアン・ラプソディ」。とりわけ音楽映画の大好きな韓国人の好みにぴったりのこの映画は、観客動員数1千万人突破も目前である。韓国内でも話題になった「応援上映」は、観客みんなで歌って合唱したりできる映画上映会のことで、米ABCニュースで集中報道されるほどだった。

今年は3・1独立運動及び臨時政府樹立100周年となる年であるだけに、日本による植民地時代における女性独立運動家の柳寛順(ユ・グァンスン)の人生を描いた映画「抗拒」、大韓独立軍の初勝利である鳳梧洞(ポンオドン)戦闘を描いた映画「戦闘」をはじめ、歴史をテーマにした映画が公開される予定だ。それにあわせ、「神と一緒に」の3作目も公開される予定で、また観客動員数1千万人を越えるかが注目される。



ミュージカル「笑う男」=EMKミュージカル・カンパニー


■ ミュージカル&演劇
ミュージカルの観客数が毎年増えている中、去年最も注目を浴びた作品は「笑う男」。ストーリー・音楽・舞台があいまって、韓国ミュージカルの裾野を広げたと好評され、14日行われた「韓国ミュージカルアワード」で大賞を受賞した。「笑う男」以外にも、シルク・ドゥ・ソレイユ「クーザ」、「マチルダ」、「ライオン・キング」のように、全ての世代が楽しめるミュージカルが登場することで、ミュージカルの観客層が拡大したとの分析もある。

2019年に予定されているミュージカルのリストを見てみると、創作ミュージカルが半分以上で、去年に続いて今年も国内創作ミュージカルがメインとなる見通しだ。他にも、初演となる海外ミュージカル「キング・アーサー」、「シティ・オブ・エンジェルズ」や、人気の定番ミュージカル「ジキル&ハイド」、「ファントム」など様々な舞台が予定されている。

去年の演劇界は、長年の問題を解決するため苦戦を強いられた一年だったと言える。女性に関するメッセージが話題になったため、初演とは異なって、男性役を女性役に変えた「批評家」や「この人生でフェミニストはダメ」など、女性をテーマにした演劇が多かった。また、北朝鮮の開城(ケソン)工業団地を背景にした演劇「ラブ・ストーリー」、イスラエルとパレスチナの平和条約を描いた「オスロ」など、政治・社会の雰囲気を反映した作品もいい評価を得た。

今年の流れについて、李恩耿(イ・ウンギョン)演劇評論家は、「去年は社会・政治的イシューに敏感に反応し、問題を提起する一年だった。今年は、人生の価値に注目する作品が多くなるだろう」と話した。また、第4次産業革命の影響で科学技術を融合した演劇や南北の平和ムードの影響を受ける演劇など、社会を映す作品が多くなるとの見通しを示した。


▶ http://japanese.korea.net/NewsFocus/Culture/view?articleId=167314

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